中国古代史と歴史認識
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書誌事項
中国古代史と歴史認識
(歴史学叢書)
名著刊行会, 2006.6
- タイトル読み
-
チュウゴク コダイシ ト レキシ ニンシキ
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内容説明・目次
内容説明
中国古代の戦国期から秦漢代に至る、中国古代国家の成立過程とその権力構造、あるいは都市国家の問題は、新出土文字資料が陸続と発掘されている今日、なお重要な課題である。著者は、この中国古代国家成立の問題に、一貫して、理論的かつ実証的に取組んで来た。本書は、第一部に、まずその前提となる諸学説を批判的に整理・検討したのをはじめ、中国の代表的古代史家侯外廬の学説の紹介と評価、新出土史料を用いた社会史的追究、著者の実証的研究の要点を記した商鞅の変法、斉国についての概論などを収め、第二部に、著者の歴史研究、歴史教育の体験に基づく、世界史認識、歴史認識にかかわる諸篇を収める。
目次
- 第1部 中国古代史(中国古代国家成立について—最近の諸説への批判をふまえて;中国古代の共同体と奴隷制—その学説史の検討;侯外廬『中国古代社会史論』の意義について;侯外廬の都市国家論をめぐって ほか)
- 第2部 歴史認識(世界史認識の形成について;歴史と道徳とのかかわり—太平天国の人物像を通して;歴史と文学と人間性と—大学生の歴史意識・私見;私の歴史研究・歴史教育 ほか)
「BOOKデータベース」 より