書誌事項

中国古代史と歴史認識

太田幸男著

(歴史学叢書)

名著刊行会, 2006.6

タイトル読み

チュウゴク コダイシ ト レキシ ニンシキ

大学図書館所蔵 件 / 71

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

中国古代の戦国期から秦漢代に至る、中国古代国家の成立過程とその権力構造、あるいは都市国家の問題は、新出土文字資料が陸続と発掘されている今日、なお重要な課題である。著者は、この中国古代国家成立の問題に、一貫して、理論的かつ実証的に取組んで来た。本書は、第一部に、まずその前提となる諸学説を批判的に整理・検討したのをはじめ、中国の代表的古代史家侯外廬の学説の紹介と評価、新出土史料を用いた社会史的追究、著者の実証的研究の要点を記した商鞅の変法、斉国についての概論などを収め、第二部に、著者の歴史研究、歴史教育の体験に基づく、世界史認識、歴史認識にかかわる諸篇を収める。

目次

  • 第1部 中国古代史(中国古代国家成立について—最近の諸説への批判をふまえて;中国古代の共同体と奴隷制—その学説史の検討;侯外廬『中国古代社会史論』の意義について;侯外廬の都市国家論をめぐって ほか)
  • 第2部 歴史認識(世界史認識の形成について;歴史と道徳とのかかわり—太平天国の人物像を通して;歴史と文学と人間性と—大学生の歴史意識・私見;私の歴史研究・歴史教育 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA77652711
  • ISBN
    • 4839003289
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 309p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ