書の十二則
著者
書誌事項
書の十二則
(生活人新書, 187)
日本放送出版協会, 2006.7
- タイトル別名
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書の12則
- タイトル読み
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ショ ノ ジュウニソク
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内容説明・目次
内容説明
心の発露としての書道。しかし手本や流儀に縛られて、自分を失っていませんか?中国・日本の名筆たちが切り開いた選筆の動きを科学的に分析し、その力と自在な造形力の秘密を解く。できあがった字形をなぞるのではなく、造型と美に向けての、12の技法とコツと練習法を提案する。また、脳科学の知見に照らし、書道の効用についても考察する。新しい書道入門書。
目次
- 毛筆と脳、運筆と個性。作風
- 振り子に動かす—横画・縦画を軽やかに運ぶ
- 旋回を大きく続ける—行書・草書の動きは円運動の連動が基本
- 筆の執りかた・位置を変える—筆の執りかた・位置によって表現の幅を広げる
- 筆毛はバネの集まり—筆毛のしなりと、もどりの力を使う
- 紙離れをすばやく—線質には紙離れの跡によって促される錯覚あり
- つまったら入れ直す—運筆は途中できってつないでもかまわない
- 筆管を回すと線が伸びる—筆管を回すことによって筆毛の働きを助ける
- 「点」の打ちかたで書法がわかる—「点」は書法の歴史認識と個性の凝縮
- 一画と二画の間をゆったりと—一画と二画を気字大きく書けると、あとは余力で筆がスムーズ
- 縦画に集中—縦画がしっかりしていると、一行に柱が立ち、行間の美が生まれる
- 懐を広くとる—字形の雄大さは懐の広さから生まれる
- 姿勢づくりを意図する—平衡感覚を保ち、体を自由に働かせる
「BOOKデータベース」 より