日露戦争もう一つの戦い : アメリカ世論を動かした五人の英語名人

書誌事項

日露戦争もう一つの戦い : アメリカ世論を動かした五人の英語名人

塩崎智 [著]

(祥伝社新書, 041)

祥伝社, 2006.7

タイトル別名

日露戦争もう一つの戦い : アメリカ世論を動かした五人の英語名人

日露戦争 : もう一つの戦い

タイトル読み

ニチロ センソウ モウ ヒトツ ノ タタカイ : アメリカ セロン オ ウゴカシタ ゴニン ノ エイゴ メイジン

大学図書館所蔵 件 / 36

この図書・雑誌をさがす

注記

関連年表: p202-205

主要参考文献: p206-211

内容説明・目次

内容説明

日本が国家存亡を賭して戦った日露戦争。戦費もままならない日本にとって、国際世論の行方、わけても新興の経済大国であるアメリカは外債募集先としても、休戦調停役としても重要な存在だった。そんな中アメリカに渡り、アメリカ世論を親日に導き続けた五人の日本人がいた。東洋美術の使徒、岡倉天心。社交界で活躍した男爵・金子堅太郎。社会人教育に邁進した法学者、家永豊吉。英文詩人として名を馳せたヨネ・ノグチこと野口米次郎。不偏不党の歴史学者、朝河貫一。彼ら「明治の英語名人」は、「ペン(論文)と舌(講演)」でアメリカ世論を日本の味方にした。—英語で戦われた日露戦争。この本は、もう一つの『坂の上の雲』である。

目次

  • 第1章 アメリカから日露戦争を支援した、五人の日本人
  • 第2章 強靭な精神を持った明治の英語名人
  • 第3章 伝統的には「親ロシア」的なアメリカ人
  • 第4章 演説と筆を武器に、日本を援護する
  • 第5章 岡倉と朝河、対照的な二人が米国で出版した書物の力
  • 第6章 遅まきながら反撃に転じるロシア
  • 第7章 米国資本主義をも利用した、明治人の気骨と野心

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ