戦争詩論 : 1910-1945
著者
書誌事項
戦争詩論 : 1910-1945
平凡社, 2006.7
- タイトル別名
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戦争詩論 : 1910-1945
- タイトル読み
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センソウ シロン : 1910 1945
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内容説明・目次
内容説明
太平洋戦争下、詩人たちは、異様な語彙と文体をもつおびただしい戦意昂揚詩を書いた。それは、ナショナルなものに対するモダニズムの屈服などではなく、モダニズムの方法とイデオロギーの貫徹だった。1910年に画期をもつ歴史と思想と詩的表現のどんな構造がこの事態を産み出したのか。そのとき、詩と詩人に問うことのできるものとはなにか。
目次
- 詩の戦争・戦争の詩(一九一〇年代からの問題;詩の新しい担い手;超越化について;一九三三年からの問題)
- モダニズムの戦争・プロレタリア詩の戦争(モダニズムの戦争;プロレタリア詩の戦争)
- 大江満雄の機械(前提;その履歴)
- 詩と戦争の底にあるもの(“詩と非詩の逆立”について;「語りうるということ」について)
「BOOKデータベース」 より