書誌事項

徳富蘇峰終戦後日記 : 「頑蘇夢物語」

徳富蘇峰著

講談社, 2006-2007

  • [1]
  • 2
  • 3
  • 4

タイトル別名

徳富蘇峰終戦後日記 : 「頑蘇夢物語」続篇

徳富蘇峰終戦後日記 : 「頑蘇夢物語」歴史篇

徳富蘇峰終戦後日記 : 「頑蘇夢物語」完結篇

徳富蘇峰終戦後日記 : 頑蘇夢物語

終戦後日記 : 頑蘇夢物語

タイトル読み

トクトミ ソホウ シュウセンゴ ニッキ : ガンソ ユメモノガタリ

大学図書館所蔵 件 / 172

この図書・雑誌をさがす

注記

2[巻]のタイトル関連情報: 「頑蘇夢物語」続篇

3[巻]のタイトル関連情報:「頑蘇夢物語」歴史篇

4[巻]のタイトル関連情報:「頑蘇夢物語」完結篇

徳富蘇峰が口述筆記 (昭和20年8月-昭和21年6月まで) させた日記『頑蘇夢物語』1-8巻までの内容を吟味し選択, 収録したもの

歴史篇: 徳富蘇峰が口述筆記 (昭和21年6月-12月まで) させた日記『頑蘇夢物語』9-11巻までの内容を収録したもの

完結篇: 徳富蘇峰が口述筆記させた日記『頑蘇夢物語』12-14巻(昭和22年1月-7月)までの内容を収録したもの

年表・徳富蘇峰の生涯: [1巻]p428-441

解説(米原謙): 2[巻]p415-430

解説(戸部良一): 3[巻]p387-397

解説(伊藤隆): 4[巻]p421-431

内容説明・目次

巻冊次

[1] ISBN 9784062134248

内容説明

新事実が次々になる幻の日記、第一級史料を発掘。明治・大正・昭和を通じて活躍した言論人で歴史家、徳富蘇峰が終戦直後から綴った日記を初公開。無条件降伏への憤り、昭和天皇への苦言から東條、近衛ら元首相への批判と大戦の行方を見誤った悔悟の念を赤裸々に明かす。

目次

  • 『頑蘇夢物語』一巻(敗戦空気濃化と予;陛下の玉音を謹聴して ほか)
  • 『頑蘇夢物語』二巻(戦争犯罪者と戦争挑発者—駐日米国大使と会見の顛末;和平工作と鈴木前首相 ほか)
  • 『頑蘇夢物語』三巻(日本軍人と降伏;陛下のマ元帥御訪問まで ほか)
  • 『頑蘇夢物語』四巻(更にまた『此頃十首』;マッカーサーの手、宮内省に及ぶ ほか)
  • 『頑蘇夢物語』五巻(首相東條と予—戦争犯罪容疑者裁判において弁護人たるべく牧野良三氏に依嘱せるについて松山常次郎氏に宛てたる書翰;大正天皇祭とクリスマス;日本の国宝皇室;戦争に於ける皇室の御態度)
巻冊次

2 ISBN 9784062136921

内容説明

食糧メーデーで参加者が天皇に「米よこせ」と叫び、極東軍事裁判も始まり騒然とした1946年。蘇峰は熱海に蟄居し、マッカーサーの米国化政策から日本をいかに護るべきか、復活の道を探る。

目次

  • 満洲事変以来の成行を考察
  • 悉く共産主義に味方
  • 降伏以来半年、一切が功利一遍に
  • 役所、軍人、そして国民の腐敗
  • 見る影もなき靖国、明治
  • 東亜の指導者など思いもよらぬ日本人
  • 山下大将に武士道の説教が下さるる醜態
  • 日本歴史の書き直し
  • 日本はその独自一己を保持しうるか
  • 紀元節は「嘘の骨頂」か〔ほか〕
巻冊次

3 ISBN 9784062139298

内容説明

「百敗院泡沫頑蘇居士」と戒名をつけた位牌に香を焚き、自ら「一周忌」を弔った蘇峰。新憲法は米国胤と断じ、東京裁判の欺瞞性も暴露する。巻末には「満洲国皇帝・溥儀との会見録」も付す注目の未公開日記。

目次

  • 『頑蘇夢物語』九巻(皇室中心主義者の幻滅;日本国民について幻滅;自己幻滅 ほか)
  • 『頑蘇夢物語』十巻(ソ聯の日本内政干渉企図;米ソの対日目的;日本人の被同化的特性 ほか)
  • 『頑蘇夢物語』十一巻(降伏文書調印一周年とマッカーサー—その陳述に潜在するステーツマンシップ;日本は現在他力依存のみ 頼るは米国か、ソ聯か;誰れか明日の平和を保証する ほか)
  • 付録 満洲国皇帝・溥儀との会見録
巻冊次

4 ISBN 9784062141307

内容説明

ゼネスト中止命令や新憲法施行に揺れる昭和22年。蘇峰は日本の敗因を自問自答し、最大原因は昭和の人材不足と断じる一方、中庸の欠乏、行き過ぎの通弊を抱えた国の将来を憂える警告をし、筆をおく。未公開日記、ついに完結。

目次

  • 無秩序乱脈の世相—昭和二十二年劈頭の回顧
  • 精神的にも日本は四等国以下
  • 米国、旧日本領諸島を確保—日本自存自衛の行動を切取強盗とは
  • 何故に日本は敗れたるか(一)これを語る予の前提
  • 何故に日本は敗れたるか(二)人物の欠乏
  • 何故に日本は敗れたるか(三)彼我首脳者器局の懸隔
  • 何故に日本は敗れたるか(四)東亜民族指導の資格欠如
  • 何故に日本は敗れたるか(五)先天的欠陥と後天的欠陥
  • 何故に日本は敗れたるか(六)全体的大構想の欠如
  • 何故に日本は敗れたるか(七)敗戦の禍機、蘆溝橋事件‐満洲国と日本〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ