聴衆をつくる : 音楽批評の解体文法
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聴衆をつくる : 音楽批評の解体文法
青土社, 2006.8
- タイトル読み
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チョウシュウ オ ツクル : オンガク ヒヒョウ ノ カイタイ ブンポウ
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注記
参考文献: 巻末pv-xii
内容説明・目次
内容説明
いま音楽を語るとき、何を前提とすべきなのか?テクノロジーの土台の変化によって、「音楽」そのものが動揺しつつある現状を思考すること、音楽に絡みつく「日本」の現在に介入すること、既存の音楽言説が自明とする諸概念を疑うこと。音楽批評言語の組み替えを通じ、新たな「聴衆」をつくる野心的思索=投機。
目次
- 第1章 聴衆の生産—「聴くこと」の文化研究
- 第2章 ジャンルの牢獄
- 第3章 形式美学の限界—小泉文夫の歌謡曲論について
- 第4章 誰が誰に語るのか—Jポップの言語行為論・試論
- 第5章 日本語ロック論争の問題系—はっぴいえんど史観を留保する
- 第6章 記号としての「ニッポン」—軽やかに歌われる君が代ポップ
- 第7章 音楽を「所有」すること—「大地讃頌」事件と著作権制度
- 第8章 複製技術の時代の終焉
「BOOKデータベース」 より