トルーマン・カポーティの作品論集 : 「グロテスクなもの」との出遭い
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トルーマン・カポーティの作品論集 : 「グロテスクなもの」との出遭い
開拓社, 2006.7
- タイトル別名
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Capote
トルーマンカポーティの作品論集 : グロテスクなものとの出遭い
- タイトル読み
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トルーマン カポーティ ノ サクヒン ロンシュウ : グロテスク ナ モノ トノ デアイ
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注記
参考文献: p197
内容説明・目次
内容説明
「グロテスクなものとの出遭い」というテーマを中心に、トルーマン・カポーティの作品を論じた論文集である。「グロテスクなものとの出遭い」はわれわれの日常的な意識をわれわれの内面に潜在する「無意識」に対面させるのに格好の機会である。各作品の主人公たちは「グロテスクな」登場人物たちとの出遭いによって、時には高次の自我に目覚め、時には大きな挫折感を感じる。本書ではそのような運命的な出遭いを取り上げ考察した。
目次
- 1 初期短篇の考察—無意識との遭遇のテーマをめぐって
- 2 Other Voices,Other Rooms—ジョエルのイニシエーション=ストーリーとしての
- 3 二つの“Dark Stories”—“Shut a Final Door”と“Master Misery”の考察
- 4 The Grass Harpの考察—「孤独」と「愛」のテーマをめぐって
- 5 後期短篇の考察—“A Diamond Guitar”と“A Christmas Memory”に見られる「自由の希求」のテーマ
- 6 Breakfast at Tiffany’s—Hollyをめぐる「自由」と「孤独」のfantasy
- 7 In Cold Blood—「事実」と「虚構」の接点
- 8 Local Color—nonfictionへの道程
- 9 Music for Chameleons
- 10 ‘Handcarved Coffins’—nonfictionの形を取ったfiction
- 11 Conversational Portratis—Capoteの作品への新たなアプローチ
「BOOKデータベース」 より