オルガスムの歴史
著者
書誌事項
オルガスムの歴史
作品社, 2006.8
- タイトル別名
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L'orgasme et l'occident : une histoire du plaisir du XVIe siècle à nos jours
- タイトル読み
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オルガスム ノ レキシ
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注記
原タイトルの XVIe の e は上つき文字
主要参考文献: p445-464
内容説明・目次
内容説明
人類の行動を規定する最大要因の一つは、オルガスムの追求である。オルガスムへの欲動は、男女関係の形成から、芸術作品への昇華、さらには権力をも構築してきた。本書は、日記・回想録・教会の告解記録・ポルノグラフィー・医学文献などの厖大な史料や文献をもとに、16〜20世紀の西洋における、性的快楽をめぐる規範やタブーと実態、解放と抑圧を歴史的にたどった、初の“オルガスムの文化史”である。
目次
- 第1部 オルガスムと西洋の歴史(「肉体」の快楽と呼ばれるものとは?)
- 第2部 苦痛のなかの快楽—一六〜一七世紀(男女のあり方とその身体観;肉体的快楽への権利と厳罰の相克)
- 第3部 悪徳と美徳の狭間で—一八世紀〜一九六〇年(啓蒙思想と性的快楽;ヴィクトリア時代のヴェールの下でブルジョワ文化における性的快楽)
- 第4部 オルガスム革命—一九六〇年代〜現在(性的快楽の解放)
- オルガスムと現代社会
「BOOKデータベース」 より