脳のなかの水分子 : 意識が創られるとき

書誌事項

脳のなかの水分子 : 意識が創られるとき

中田力著

紀伊國屋書店, 2006.8

タイトル読み

ノウ ノ ナカ ノ ミズ ブンシ : イシキ ガ ツクラレル トキ

内容説明・目次

内容説明

今、麻酔学で意識をとる全身麻酔のメカニズムとして説明されるのは、「脂肪に溶けやすいから(脳に入りやすい)」。この定説に疑問をもった著者は1973年、ポーリング博士の「(全身麻酔は)水のクラスター形成をうながし、結晶をつくるから」という論文に出会う。著者の「脳とこころ」の探求の出発点はまさにここで、脳のなかの水分子から、意識の謎を説明する「脳の渦理論」誕生までの興奮に満ちた話を語る。

目次

  • 水の妖精
  • 生命の源
  • 水と水分子
  • 麻酔学の禁じ手
  • 水分子の高速道路
  • 熱の脳科学
  • 脳の渦
  • 水分子の交響曲
  • 脳という名の複雑系
  • 少年探偵団

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA78118658
  • ISBN
    • 9784314010115
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    174p, 図版[2]p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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