贅沢な読書
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贅沢な読書
(ちくま文庫, [ふ-37-1])
筑摩書房, 2006.9
- タイトル読み
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ゼイタク ナ ドクショ
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注記
この本の作品リスト: p237-244
2003年4月光文社刊
内容説明・目次
内容説明
本を読むこと、書物を愉しむことにも、きちんとしたやり方がある。それを考えることが書物との関係を決定的なものにし、結果として、人は甘美で幸福な時間を手に入れることができるようになるのだ。では、人生に不可欠な部分としての読書とは、どのようなものなのだろうか。『作家の値うち』や『悪の読書術』などで話題を呼んだ著者が、最高の文章だと考えるものを厳選し、その味わい方を丁寧に紹介する。
目次
- 1 幸福な時間—ヘミングウェイ『移動祝祭日』(「サン・ミシェル広場の良いカフェ」;「飢えは良い修業だった」 ほか)
- 2 近代小説の空間—夏目漱石『明暗』(夏目漱石『明暗』;正岡子規『仰臥漫録』 ほか)
- 3 旅行のための本選び—ゲーテ『イタリア紀行』(ゲーテ『イタリア紀行』;ダンテ『神曲』)
- 4 読みたくなる古典—咲き合う美の連鎖(『古事記』;『万葉集』 ほか)
- 5 甘美な場所で—ほろ酔い本(イーヴリン・ウォー『ブライヅヘッドふたたび』;西村康彦『龍あらわる 中華怪有篇』 ほか)
「BOOKデータベース」 より