日本夫婦げんか考
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日本夫婦げんか考
(中公文庫, [な-12-13])
中央公論新社, 2006.8
改版
- タイトル別名
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日本夫婦げんか考
- タイトル読み
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ニホン フウフ ゲンカコウ
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内容説明・目次
内容説明
イザナキ・イザナミの壮大無比なけんかに始まり、山内一豊とその妻など、古代から江戸にいたる歴史上の夫婦げんか十七例をとりあげ、ユーモアと諷刺をこめて男女の機微を軽妙な筆で綴る、喜劇夫婦の日本史。虚実入り乱れる夫婦史伝を、詳細な史料をもとに読み直す。
目次
- われらが祖先はかく戦えり—伊邪那岐命・伊邪那美命
- やきもちニッポン事始め—磐之媛皇后と仁徳天皇
- 天平の王者は奥様本位—聖武天皇と光明皇后
- 優雅な王妃の投石—藤原安子と村上天皇
- 王朝美人は強かった—『蜻蛉日記』の作者と藤原兼家
- うかれ女 離婚始末記—和泉式部と橘道貞
- 浮気のいましめ—茨田重方とその妻
- 過保護パパの代理戦争—高倉帝と徳子・平清盛の場合
- 徒労を重ねた正義派夫人—北条政子と源頼朝
- 妻の根性夫を走らす—日野富子と足利義政
- 不信のなかの裏切り夫婦—織田信長と濃姫
- 戦国“女性外交官”の怨念—徳姫と信康
- 歴史に残る痴話げんか—豊臣秀吉と禰々
- 夫に与えた強烈パンチ—前田利家とおまつ
- 奇妙なけんかの奇妙な結末—細川忠興と玉子(ガラシヤ)
- 貞女の頭脳プレー—山内一豊とその妻
- 忠臣蔵にみる偽装離婚—大石良雄と妻りく
「BOOKデータベース」 より