探偵小説と記号的人物(キャラ/キャラクター) : ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?
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書誌事項
探偵小説と記号的人物(キャラ/キャラクター) : ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?
(Key library)
東京創元社, 2006.7
- タイトル別名
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探偵小説と記号的人物 : ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか
- タイトル読み
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タンテイ ショウセツ ト キャラ キャラクター : ミネルヴァ ノ フクロウ ワ タソガレ ニ トビタツカ
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注記
引用文献: p327-330
内容説明・目次
内容説明
京極夏彦や森博嗣以降の探偵小説は、キャラクター小説的な色合いを強く帯びてきている。「人物、性格」という意味のほかに、「文字、記号」という意味も持つ「キャラクター」という単語。このキーワードを頼りに、探偵小説に何が起こっているのか、そして探偵小説はどこへ向かおうとしているのかを真っ向から論じる。巽昌章、鷹城宏との往復書簡や、若手ミステリ作家の北山猛邦、辻村深月、米澤穂信との座談会も併せて収録。『探偵小説と二〇世紀精神』に続く画期的な評論集。
目次
- 1 記号的キャラクターと精神的外傷(ジャンルXという提案;登場人物とキャラ ほか)
- 2 大量死の経験と「キャラ」(多重人格とキャラ的なもの;内面領域の細分化と表層化 ほか)
- 3 清涼院流水という「問題」(探偵小説と「あえて」の意識;ポストモダン第一世代と第二世代 ほか)
- 本格ミステリ往復書簡
- 座談会 現代本格の行方
「BOOKデータベース」 より