坂口安吾と中上健次
著者
書誌事項
坂口安吾と中上健次
(講談社文芸文庫, [かB7])
講談社, 2006.9
- タイトル読み
-
サカグチ アンゴ ト ナカガミ ケンジ
大学図書館所蔵 全48件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
年譜: p383-406
著書目録: p407-412
『坂口安吾と中上健次』 (太田出版1996年刊) を底本とし、訂正したもの
内容説明・目次
内容説明
日本の怠惰な知性の伝統の中で、「事件」として登場した坂口安吾と中上健次。二人は近代文学の根源へ遡行しつつ、「自然主義」と「物語」の止揚を目指す。安吾は、自らを突き放すような他者性に文学の「ふるさと」を見出し、中上は、構造に還元することなく、歴史の現在性としての「路地」と格闘する。闘う知性としての安吾と中上を論じた74年から95年までの批評を集成した、伊藤整文学賞受賞作。
目次
- 1 坂口安吾をめぐって(『日本文化私観』論;安吾、理性の狂気;安吾はわれわれの「ふるさと」である ほか)
- 2 中上健次をめぐって(「十九歳の地図」書評;中上健次論抄;中上健次への手紙 ほか)
- 3 安吾と中上をめぐって—関井光男との対話(安吾の可能性;闘争する知性と文学)
「BOOKデータベース」 より