英語支配とことばの平等 : 英語が世界標準語でいいのか?
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英語支配とことばの平等 : 英語が世界標準語でいいのか?
慶應義塾大学出版会, 2006.9
- タイトル読み
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エイゴ シハイ ト コトバ ノ ビョウドウ : エイゴ ガ セカイ ヒョウジュンゴ デ イイノカ
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注記
英語支配・英語教育政策研究基礎文献: pvii-ix
内容説明・目次
内容説明
英語の「一言語独裁」により、非英語話者は「不平等」と「言語権の侵害」を被っているという観点を提供し、「コミュニケーションの平等」を実現するために、「ことばの平等」を確立することが必要であることを主張する。
目次
- グローバリゼーションと英語支配
- 第1部 「英語=世界標準語」が生み出す6つの問題(コミュニケーションの不平等と差別が生まれる;少数言語の衰退に拍車をかける;世界文化の画一化につながる;「情報リッチ」と「情報プア」を生む;「英語神話」による精神支配;英語支配の序列構造)
- 第2部 「英語=世界標準語」への対応策(日本では、まず日本語で;英語教育を縮小し、日本語本位の教育を;英語を公用語にする必要はない;英語支配への国際的取り組み—「英語税」導入と英語教育の無償化)
- 第3部 「ことばの平等」を目指す(ことばのエコロジー—ことばとコミュニケーションの平等;「ことばの平等」のための言語政策—国際言語協定と言語権の確立)
- 「英語信仰」から「脱英語主義」へ
「BOOKデータベース」 より