神戸大学院生リンチ殺人事件 : 警察はなぜ凶行を止めなかったのか

書誌事項

神戸大学院生リンチ殺人事件 : 警察はなぜ凶行を止めなかったのか

黒木昭雄著

草思社, 2006.9

タイトル読み

コウベ ダイガク インセイ リンチ サツジン ジケン : ケイサツ ワ ナゼ キョウコウ オ トメナカッタ ノカ

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内容説明・目次

内容説明

2002年3月4日未明、神戸市西区の団地敷地内で、当時27歳の神戸商船大学院生が、まったくの言いがかりから暴力団員たちに暴行を受け拉致される。通報で現場に駆けつけた警察官たちは、なぜか被害者を捜索せず、暴力団員に言われるがままに引き上げていく。その後延々と続いた凄惨な暴行の果てに、被害者は生命を絶たれたのだった。明らかな異状を目の前にしながら、警察はなぜ何もしなかったのか。納得できない被害者の母親は、やがて警察の責任を求めて国家賠償請求訴訟を起こした。そして2006年1月、最高裁によって警察の非が全面的に認められる。警察を相手取る国賠訴訟は決して勝てないと言われてきたが、それを覆す初めての画期的な判断だった。本書は元警察官の視点で事件を克明に検証し、その全容を明らかにするものである。

目次

  • 第1部 事件(電話;母と子;凶行)
  • 第2部 警察(疑惑;警察の罪)
  • 第3部 裁判(国家賠償訴訟;勝てない裁判)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA78529776
  • ISBN
    • 4794215282
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    222p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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