鉄路の美学 : 名作が描く鉄道のある風景
著者
書誌事項
鉄路の美学 : 名作が描く鉄道のある風景
国書刊行会, 2006.9
- タイトル読み
-
テツロ ノ ビガク : メイサク ガ エガク テツドウ ノ アル フウケイ
大学図書館所蔵 件 / 全34件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
鉄道は文学の中でこんな風に登場した。井伏鱒二、林芙美子、島崎藤村、若山牧水らがその作品で描いた、日本各地の駅を訪れて綴った、文学と鉄道をめぐる、紀行×エッセー×評論集第2弾。
目次
- 井伏鱒二の『集金旅行』—ユーモアと人間の真実のなかに
- 放浪の女流作家 林芙美子—風琴と魚の町・尾道はいま
- 島崎藤村の『山陰土産』—山陰行に汽車旅の原点を見た
- 山口誓子の『踏切』—度しがたい汽車マニヤのうた
- 中野重治の『汽車の罐焚き』—北陸の空に白煙をあげて
- 都会のはざまの農村での苦脳—佐藤春夫『田園の憂鬱』の今昔
- 若山牧水の『旅とふるさと』—人生に旅の本質を求めて
- 伊藤左千夫が描いた房総の風土—九十九里の潮鳴りが聞こえる珠玉の小説群
- 萩原朔太郎の『愛憐詩篇』ほか—時うつりゆく前橋に思いをはせて
- 徳冨廬花の北辺めぐり—鉄道でたどった『熊の足跡』
- 国木田独歩の『空知川の岸辺』—山林に自由存して いまもなお
- 開明期のリーダー 福沢諭吉—明治の巨星は「汽車」の名づけ親だった
- 明治開化期鉄道事情—鉄道の登場は“旅”を変えた
「BOOKデータベース」 より