もの想いと解釈 : 人間的な何かを感じとること
著者
書誌事項
もの想いと解釈 : 人間的な何かを感じとること
岩崎学術出版社, 2006.9
- タイトル別名
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Reverie and interpretation : sensing something human
- タイトル読み
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モノオモイ ト カイシャク : ニンゲンテキナ ナニカ オ カンジトル コト
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注記
参考文献: p177-185
内容説明・目次
内容説明
前著『あいだの空間—精神分析の第三主体』でオグデンが提示した「第三の主体」を含むパラダイムは、実際の精神分析的臨床からみれば何ら奇抜なものではなく、むしろ今日に至る精神分析の発展(それはまた本質への遡及の試みの歴史でもある)が生み出した必然であるように思える。本書『もの想いと解釈』は、前著で示されたパラダイムの上に、「もの想い」を転移‐逆転移の理解に用いる視点をさらに推し進めて、これを精神分析技法のひとつの軸として位置づけ、多くの事例記述を示しながら、倒錯の理解や技法の再考への提言を行っている(訳者解題より)。
目次
- 第1章 精神分析の技芸について
- 第2章 「生きていること」と「死んでいること」:その形を分析する
- 第3章 分析の倒錯的主体
- 第4章 プライバシー、もの想い、そして分析技法
- 第5章 夢の連想
- 第6章 もの想いと解釈
- 第7章 精神分析における言語の使用について
- 第8章 聴くということ:3つのフロストの詩
「BOOKデータベース」 より