辺界の輝き
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辺界の輝き
(五木寛之こころの新書, 10)
講談社, 2006.9
- タイトル読み
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ヘンカイ ノ カガヤキ
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注記
岩波書店 2002年刊の再刊
内容説明・目次
内容説明
五木寛之と、賎民文化研究の第一人者による、日本文化の深層を掘り起こす熱き対談。日本には、士・農・工・商・穢多・非人、という身分制度からはずれて生きるマージナル・マン(周縁の人)がいた。山の漂泊民「サンカ」、海の漂泊民「家船」、「遊行者」、「遊芸民」…。厳しい差別を受けながらも、豊穣たる文化を育んできた彼らの、虚像と実像に迫る。
目次
- 第1章 漂泊民と日本史の地下伏流(二上・葛城・金剛の山脈と『風の王国』;周縁の人・辺境の人—マージナル・マン ほか)
- 第2章 「化外の民」「夷人雑類」「屠沽の下類」(柳田國男の問題発掘能力;「化外の民」と「夷人雑類」 ほか)
- 第3章 遊芸民の世界—聖と賎の二重構造(日本文化とマージナル・マンの系譜;武野紹鴎・千利休—茶道・竹・皮革 ほか)
- 第4章 海民の文化と水軍の歴史(瀬戸内海のマージナル・ライン;日本民族の源流と海民の系譜 ほか)
- 第5章 日本文化の深層を掘り起こす(「平地人を戦慄せしめよ…」;「わび」「さび」と底辺の文化 ほか)
「BOOKデータベース」 より