書誌事項

日本後紀 : 全現代語訳

森田悌 [訳]

(講談社学術文庫, [1787-1789])

講談社, 2006.10-2007.2

タイトル別名

日本後紀 : 全現代語訳

タイトル読み

ニホン コウキ : ゼンゲンダイゴヤク

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注記

『日本後紀』重要事項年表: 下巻p384-386

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784061597877

内容説明

六国史は漢文編年体で書かれた勅撰の正史である。『日本書紀』『続日本紀』に続く『日本後紀』では、延暦十一年から天長十年の四十年余が扱われ、平安時代初期、歴史の変革期の面白さが描かれる。残存する十巻分に逸文を加え、復元された原文に、分かりやすい現代語訳を施し、懇切な注を付す。本書は日本歴史の貴重な文献が身近に読める待望の書である。

目次

桓武天皇(巻第一(逸文) 延暦十一年正月‐同年十二月;巻第二(逸文) 延暦十二年正月‐同十三年六月;巻第三(逸文) 延暦十三年七月‐同十四年閏七月;巻第四(逸文) 延暦十四年八月‐同十五年六月;巻第五 延暦十五年七月‐同十六年三月;巻第六(逸文) 延暦十六年四月‐同十七年三月;巻第七(逸文) 延暦十七年四月‐同年十二月;巻第八 延暦十八年正月‐同年十二月;巻第九(逸文) 延暦十九年正月‐同二十年六月;巻第十(逸文) 延暦二十年七月‐同二十二年二月;巻第十一(逸文) 延暦二十二年三月‐同年十二月;巻第十二 延暦二十三年正月‐同二十四年六月;巻第十三 延暦二十四年七月‐大同元年五月)
巻冊次

中 ISBN 9784061597884

内容説明

『日本後紀』は平安時代初期の歴史を扱った国史であり、朝廷中枢の重要な出来事を網羅した貴重な史料でもある。全巻のうち十巻のみが現存、散佚した部分の修復補完が江戸時代から多くの学者の手により試みられてきた。本書では、『類聚国史』『日本紀略』等から集めた逸文を加えて復元された全四十巻に、初めて現代語訳を施す。歴史の曲がり角、平安初期の様子が間近に蘇ってくる。

目次

  • 平城天皇(巻第十四 大同元年五月‐同年九月;巻第十五(逸文) 大同元年十月‐同二年六月;巻第十六(逸文) 大同二年七月‐同三年三月;巻第十七 大同三年四月‐同四年四月)
  • 嵯峨天皇(巻第十八(逸文) 大同四年四月‐同年十二月;巻第十九(逸文) 弘仁元年正月‐同年八月;巻第二十 弘仁元年九月‐同年十二月;巻第二十一 弘仁二年正月‐同年閏十二月;巻第二十二 弘仁三年正月‐同四年二月 ほか)
巻冊次

下 ISBN 9784061597891

内容説明

桓武・平城・嵯峨・淳和、四代の天皇の時代を描く史書『日本後紀』は平安時代理解に欠かせぬ重要文献である。天皇の詔勅、公卿の任官、矢継ぎ早に下される施策や法令、くわえて、海外との交流、諸国の動静、庶民の様子などさまざまな行政記録や出来事が満載されている。また、人物の伝記やその人物の評価、和歌も多く収める。漢文体で書かれた官撰の史書、待望の口語訳、全巻完結。

目次

  • 嵯峨天皇(巻第二十五(逸文)—弘仁七年正月‐同八年三月;巻第二十六(逸文)—弘仁八年四月‐同九年四月;巻第二十七(逸文)—弘仁九年五月‐同年十年十二月;巻第二十八(逸文)—弘仁十一年正月‐同年九月 ほか)
  • 淳和天皇(巻第三十一(逸文)—弘仁十四年四月‐同年十二月;巻第三十二(逸文)—天長元年正月‐同年十二月;巻第三十三(逸文)—天長二年正月‐同年十二月;巻第三十四(逸文)—天長三年正月‐同年十二月 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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