二・二六事件とその時代 : 昭和期日本の構造

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二・二六事件とその時代 : 昭和期日本の構造

筒井清忠著

(ちくま学芸文庫, ツ8-1)

筑摩書房, 2006.10

タイトル別名

昭和期日本の構造

二・二六事件とその時代 : 昭和期日本の構造

二・二六事件とその時代 : 昭和期日本の構造

タイトル読み

ニ ニロク ジケン ト ソノ ジダイ : ショウワキ ニッポン ノ コウゾウ

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注記

『昭和期日本の構造』(講談社学術文庫 1996年刊)の改題

内容説明・目次

内容説明

近代日本史上最大のクーデター二・二六事件はどのように計画され、どのように挫折していったのか。思想的指導者北一輝と青年将校はいかなる関係にあったのか。この昭和史最大の謎を、初めて本格的に解明する。さらに、この事件の背後にあった陸軍中枢部のエリートたちの派閥抗争史の内実を、綿密な考証によって明らかにしていく。また、丸山真男の「日本ファシズム」論の批判的検討を基点として、「平準化」を軸とした昭和前期の政治・社会を構造的に分析。昭和史や戦争責任の問題をその深部から考察するための必読書。

目次

  • 第1章 「日本ファシズム」論の再考察—丸山理論への一批判
  • 第2章 戦間期日本における平準化プロセス—思想集団の社会史
  • 第3章 昭和の軍事エリート—陸軍官僚制の内部過程
  • 第4章 昭和陸軍の原型—バーデン・バーデンから一夕会まで
  • 第5章 日本型クーデターの構想と瓦解—二・二六事件研究1
  • 第6章 日本型クーデターの政治力学—二・二六事件研究2
  • 第7章 昭和軍事史の断面
  • 付章 昭和超国家主義の断面

「BOOKデータベース」 より

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