芋たこなんきん : NHK連続テレビ小説
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芋たこなんきん : NHK連続テレビ小説
講談社, 2006
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イモ タコ ナンキン : NHK レンゾク テレビ ショウセツ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784062136358
内容説明
四世代の大家族の中で天真爛漫に育つ花岡写真館の娘・町子は好物の芋料理「なんばさつま」と同じくらい小説好きの文学少女。太平洋戦争で日本の勝利を信じながらも敗戦を迎えた町子は生まれ変わった時代の中で新たな価値観を見出し、小説家になるという夢を実現する。その一方で、ひょんなことから出会った町医者・徳永健次郎と大人の恋を育んでいたが、やがて結婚へと発展。嫁いだ先はなんと舅・姑・小姑・五人の子供のいる九人家族の大所帯だった。家事、育児、作家活動という目まぐるしい生活の中、次々と起こるハプニング。しかし、明るいキャラクターとみなぎるパワーを持つ町子はへこたれることなくそれら一つ一つに全身全霊でぶつかっていく。食べること呑むこと書くこと、そして人を愛することが何よりも好きな、楽天女性の波乱万丈に満ちた一代記。
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784062136518
内容説明
恋愛小説で若い女性から圧倒的支持を得る超売れっ子作家の花岡町子は四十歳を前に、五人の子持ち男・徳永健次郎と結婚した。個性溢れる家族の面々や強烈なキャラクターのご近所さんたち、有能だけどちょっとマヌケな秘書、それに流れ者の義兄などなど、ケッタイな人々とのふれあいで町子のバイタリティーと好奇心はさらにパワーアップする。笑いと喧嘩がコミュニケーションという徳永家の子供たちもやがて巣立ち、親たちは永遠の別れを告げ、町子たちもいずれ訪れる老いを意識するようになる。結婚という新しい世界に飛び込んだことで得た様々な仲間や思い出の数々は町子を人として、また作家として大きくさせていった。男は男らしく、女は女らしくをモットーとする頭でっかちながら「かいらしい」夫・カモカのおっちゃんを愛し続けた一人の女性の厚みある人生の物語。五人の連れ子と大奮闘、作家・田辺聖子の半生。物語はいよいよ佳境に、大人気のNHK連続テレビ小説を完全ノベライズ化。
「BOOKデータベース」 より