円朝ざんまい : よみがえる江戸・明治のことば

書誌事項

円朝ざんまい : よみがえる江戸・明治のことば

森まゆみ著

平凡社, 2006.10

タイトル別名

円朝ざんまい : よみがえる江戸明治のことば

タイトル読み

エンチョウ ザンマイ : ヨミガエル エド メイジ ノ コトバ

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注記

関連年譜: p351-353

主な参考文献: p354

内容説明・目次

内容説明

文七元結、真景累ヶ淵、塩原多助一代記…近代不世出の噺家、落語の神様がつむぎ出したことばの至芸、失われた人情の機微に浸りきる。「何でも歩かなければ、実地は踏めませぬ。」創作の舞台となった東京下町、上州、甲斐、北海道へ…円朝の跡を辿る。

目次

  • 闇夜の梅—円朝、来し方の秘話
  • 士族の商法・華族の医者・世辞屋—“開化”を斬新に描く
  • 指物師名人長二—江戸屈指の男ぶり
  • 怪談牡丹灯篭—足のある幽霊
  • 心眼・明治の地獄—夢からさめた話
  • 熱海土産温泉利書—健脚娘、恋の仇討ち
  • 文七元結—江戸っ子の見栄もほころぶ親子の情
  • 七福神—不況もどこ吹く、見事なのんき
  • 怪談乳房榎—不良息子の面影
  • 業平文治漂流奇談—きわめつき、すっきりしたいい男
  • 真景累ヶ淵—こりゃ因果の巡りすぎ
  • 鰍沢—女はこわい
  • 霧陰伊香保湯煙—昔なつかし温泉道
  • 塩原多助一代記・上野下野道の記—「誠実・勤倹・正直」の人を追いかけて
  • 蝦夷錦古郷之家土産・椿説蝦夷なまり—落ちのびた上野彰義隊士

「BOOKデータベース」 より

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