ことばを使いこなすイギリスの社会
Author(s)
Bibliographic Information
ことばを使いこなすイギリスの社会
岩波書店, 2006.10
- Title Transcription
-
コトバ オ ツカイコナス イギリス ノ シャカイ
Available at 217 libraries
  Aomori
  Iwate
  Miyagi
  Akita
  Yamagata
  Fukushima
  Ibaraki
  Tochigi
  Gunma
  Saitama
  Chiba
  Tokyo
  Kanagawa
  Niigata
  Toyama
  Ishikawa
  Fukui
  Yamanashi
  Nagano
  Gifu
  Shizuoka
  Aichi
  Mie
  Shiga
  Kyoto
  Osaka
  Hyogo
  Nara
  Wakayama
  Tottori
  Shimane
  Okayama
  Hiroshima
  Yamaguchi
  Tokushima
  Kagawa
  Ehime
  Kochi
  Fukuoka
  Saga
  Nagasaki
  Kumamoto
  Oita
  Miyazaki
  Kagoshima
  Okinawa
  Korea
  China
  Thailand
  United Kingdom
  Germany
  Switzerland
  France
  Belgium
  Netherlands
  Sweden
  Norway
  United States of America
Search this Book/Journal
Note
参考文献: p219
Description and Table of Contents
Description
イギリスの社会は、さまざまな民族、階層からなる個人同士がしのぎを削る、たいへんシビアで緊張感の高い社会だ。その中で軋轢を生まず、よりよく暮らしていくためには、互いに適切なコミュニケーションをとるよう努力を怠らないことが不可欠である。本書では学校現場やさまざまなメディア、職場でのことばの扱われ方やことばをめぐる密度の高い議論、家庭や地域での言語環境、ことばに関するリサーチや多様な提言を、日英の比較研究を交えて具体的に紹介する。日本でも「国語力」というレベルを超えて、ことばを使いこなす力は、より重要なものになってくることが明らかである現在、日本語をめぐる議論にも貴重な視座を提供するに違いない。
Table of Contents
- 第1章 多民族社会・階層社会の建前と本音(はっきりとした上下関係、シビアな雇用関係、しかし対等な言語;多様性、平等、敬意—建前の「平等」と本音の「差別」 ほか)
- 第2章 教育現場でのことばの扱われ方(「英語」の絶対的優位とますます強まる「国語教育」への要求;授業中の話すことへの「革命的」変化 ほか)
- 第3章 “2B?NT2B?”—ことばをめぐるメディアの動き(「本はめったに読まない」発言の波紋;Lockwood Arives@Wuth Hites.D’yer fancy ’im?—ケータイのことば、テレビタレントたちの話し方 ほか)
- 第4章 家庭で話されることば、隣人・友人たちが使うことば(幼少期に培われる必要のある社会的スキルと言語スキル;ことばの発達に不可欠な大人と子どものインタラクション ほか)
- 第5章 生きるためのことば(A Language for Life)—言語研究者からみたことばの役割(イギリスの問題は特殊な「国内問題」なのか;ウォッチドッグたちの警告—「抜粋ばかり読んで一冊を読み通すスタミナがなくなった…」 ほか)
by "BOOK database"