定本歴史の方法
著者
書誌事項
定本歴史の方法
(MC新書, 007)
洋泉社, 2006.10
- タイトル別名
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歴史の方法 : 定本
- タイトル読み
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テイホン レキシ ノ ホウホウ
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注記
色川大吉著作目録:p291-295
内容説明・目次
内容説明
現在ほど日本人が日本の歴史や民衆の現実からそれぞれ研究の体験を踏まえ編みだした理論書、しかも哲学としてではなく、豊かな具象に彩られ、方法として平易に記述した本が求められるべき時代はない。本書は、時代と現場の要請に応えるべく、従来の無味乾燥な「史学概論」の枠を破り、生きた歴史をトータルに捉え、平易な文体と幅広い視野で展開する。借り物ではない自らの理論化への道を赤裸々に語り、発表されるや「歴史学界への挑戦状」「無味乾燥な史学へ具体的挑戦」と圧倒的話題を呼んだ記念碑的著作の待望の復刊。30年の年月を越えて未だに古びない内容がいま甦る。
目次
- 第1部 歴史と芸術(歴史叙述と歴史小説)
- 第2部 歴史叙述の方法—『近代国家の出発』を分析モデルに(歴史における価値意識—歴史叙述の方法(一);歴史像の構成の仕方—歴史叙述の方法(二);原風景論—歴史叙述の方法(三))
- 第3部 民衆史と地方史(民衆思想史の方法—布川清司氏との対談;地方史研究の方法—その要約と展望)
- 第4部 わが歩み—私の研究史(わが思想史研究の軌跡)
「BOOKデータベース」 より