親ばなれ子ばなれ : 寺山修司と家族プログラム

書誌事項

親ばなれ子ばなれ : 寺山修司と家族プログラム

栗坪良樹著

(集英社新書, 0366E)

集英社, 2006.11

タイトル読み

オヤバナレ コバナレ : テラヤマ シュウジ ト カゾク プログラム

注記

タイトル関連情報は表紙による

参考文献・資料: p250-251

内容説明・目次

内容説明

没後四半世紀、そのカリスマ性が今なお生き続けている寺山修司。本書は、架空の少年シュウジ君を設定して、彼が、寺山修司の三冊の著作『家出のすすめ』『書を捨てよ、町へ出よう』『誰か故郷を想はざる』をより所に、自己探求の道を歩む姿を追いかける。「自分は何処にいて、何処に向かうのか」という人生の難問に向き合った少年が、どのように自分を確立していくか、読者とともにシミュレーションする。いよいよもって混迷を深める現代の家族・教育の問題を、予言的ともいえる寺山修司の言葉を手がかりにしつつ、家族教育、自己教育のプログラム確立に向けた新・親子論。

目次

  • 序章 父母またはこれから家族を作る人々に向けて
  • 第1章 母と子どもの歴史が始まった
  • 第2章 母の胎内から子どものことばが発生した
  • 第3章 母は子どもを骨ごと食べようとした
  • 第4章 母と子どもの愛憎は通過儀礼だった
  • 第5章 子どもは母を捨てて魂の故郷へ旅立った
  • 終章 これから作り上げていく家族プログラムに向けて

「BOOKデータベース」 より

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