沖縄から何を見るか沖縄に何を見るか
著者
書誌事項
沖縄から何を見るか沖縄に何を見るか
(沖縄大学地域研究所叢書, 7 . 地域の自立シマの力 / 新崎盛暉,
コモンズ, 2006.10
- タイトル別名
-
沖縄から何を見るか沖縄に何を見るか
地域の自立シマの力
- タイトル読み
-
オキナワ カラ ナニオ ミルカ オキナワ ニ ナニオ ミルカ
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注記
理解をより深めるための手引き: 各章末
内容説明・目次
内容説明
沖縄大学地域研究所の創立一五周年記念事業として、「方法としての沖縄研究」という基本テーマを掲げて、八回にわたる連続シンポジウムを開催した。その第一回から第四回までの成果を収めたものが、二〇〇五年七月に刊行された上巻であり、それに続く第五回から第八回の成果がこの下巻である。
目次
- 実践としての学問、生き方としての学問—解題と論点の整理
- 第1部 沖縄から見えてくること—近代“アイデンティティ・国家”と学問(沖縄から何が見えるか;沖縄をめぐる/に発する「文化」の状況;沖縄がはらむ民衆思想—ピープルネス・サブシステンス・スピリチュアリティ;沖縄のアイデンティティを語ること、そして語りなおすこと—「沖縄研究」の現在について)
- 第2部 海からの視点—島嶼社会におけるヒト・モノ・ネットワーク(琉球・沖縄史をはかるモノサシ—陸の農業と海の交易;漁撈・海運・商活動—海面利用をめぐる海人と陸人の琉球史;海面利用と漁業権;村落基盤の資源管理—村の自立にむけて)
- 第3部 学問における実践とは—ローカリティ・当事者性の視点から(民際学における当事者性—仲間、出戻り、そしてよそ者;学問の実践と神の土地;社会人類学徒としての実践—琉球列島からの視点)
- 第4部 記憶すること・記録すること—語られなかったことのリアリティ(記憶を掘りおこす旅—個人史を越えた基層文化へ;記録すること記憶すること—沖縄戦の記憶をめぐって;語るという行為の表と蔭;記憶/記録のゆくえ—想起と抗争そして「問いかけ」をめぐって)
「BOOKデータベース」 より