「抽象的人間労働論」の哲学 : 二一世紀・マルクス可能性の地平
著者
書誌事項
「抽象的人間労働論」の哲学 : 二一世紀・マルクス可能性の地平
御茶の水書房, 2006.11
- タイトル別名
-
抽象的人間労働論の哲学 : 二一世紀マルクス可能性の地平
- タイトル読み
-
チュウショウテキ ニンゲン ロウドウロン ノ テツガク : ニジュウイッセイキ マルクス カノウセイ ノ チヘイ
大学図書館所蔵 件 / 全75件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
マルクス「価値論」に対する現代哲学的な視座からの再吟味。従前の「抽象的人間労働」概念の誤読を「物象化論の論理と構制」に依拠して解読し直す試み。二十世紀におけるその誤読と歪曲の超克であり、マルクス思想の二一世紀的意義・有効性の確認作業でもある。
目次
- 序章 「経済学批判体系」の問うもの
- 第1章 “抽象的人間労働”論のプロブレマティック
- 第2章 労働の社会的形態としての“抽象的人間労働”
- 第3章 「社会的形象態Gebilde」としての“抽象的人間労働”
- 第4章 「価値形態論」と“抽象的人間労働”
- 第5章 “抽象的人間労働”の物神的性格とその秘密
- 終章に代えて “抽象的人間労働”と物象化論—意義態としての〈抽象的人間労働〉の独自の対象性
「BOOKデータベース」 より