書誌事項

日本文学の光と影 : 荷風・花袋・谷崎・川端

バルバラ・吉田=クラフト著 ; 吉田秀和編 ; 濱川祥枝, 吉田秀和訳

藤原書店, 2006.11

タイトル別名

日本文学の光と影 : 荷風花袋谷崎川端

タイトル読み

ニホン ブンガク ノ ヒカリ ト カゲ : カフウ カタイ タニザキ カワバタ

注記

バルバラ・吉田=クラフト年譜: p424-427

著作目録: p428-436

ドイツ語を原文とする文集

内容説明・目次

内容説明

女性による文学が極めて重い役割を果してきたこと、小説に対し“随筆”が独特の重みをもつこと—東洋文化に憧れ、荷風をこよなく愛した著者が、日本文学の本質を鋭く見抜き、伝統の通奏低音を失うことなくヨーロッパ文学と格闘してきた日本近代文学者たちの姿を浮彫る。

目次

  • 1 日本近代の文学者たち(田山花袋—肩越しにみた田山花袋『蒲団』;永井荷風—都市を遊歩する『〓(ぼく)東綺譚』 ほか)
  • 2 日本文学のとらえた光と影(「エッセー」と「随筆」—筆にしたがって;女の文学—現代日本の女性による短篇小説を読む ほか)
  • 3 日本文学、いくつかの発見(三島由紀夫、逆立ちしてみせた伝統主義者;アール・ヌーヴォの川端康成 ほか)
  • バルバラの肖像(バルバラと「縫いぐるみ奥さん」—姉エヴァは語る;バルバラとフランケ教授—変わらぬ友情 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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