菜園家族物語 : 子どもに伝える未来への夢
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菜園家族物語 : 子どもに伝える未来への夢
日本経済評論社, 2006.11
- タイトル読み
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サイエン カゾク モノガタリ : コドモ ニ ツタエル ミライ エノ ユメ
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注記
文献案内: p354-371
内容説明・目次
内容説明
18世紀産業革命以来、大地から引き離され、「賃金労働者」となった人間の存在形態は、今ではすっかり人々の常識となってしまいました。しかし、やがてこれも、21世紀の世界が行き詰まる中で、新しく芽生えてくるものに、その席を譲らざるをえなくなるにちがいありません。「菜園家族」は、こうした時代の転換の激動の中から必然にあらわれてくる、人間存在の新たなる普遍形態であるのです。本書では、「菜園家族」に、人間本来の豊かさと無限の可能性を見出し、人間究極の夢である大地への回帰と、自由・平等・友愛の“高度自然社会”への道を探ろうとしています。いのち輝く「週休5日制」の農的生活。
目次
- 第1章 大地に明日を描く(閉塞の時代—「競争」の果てに;「菜園家族」構想の基礎—週休五日制による ほか)
- 第2章 人間はどこからきて、どこへゆこうとしているのか(新しい生産様式の登場;人間復活への新たな思索と実践 ほか)
- 第3章 菜園家族レボリューション—高度自然社会への道(資本主義を超克する「B型発展の道」;「人間」と「家族」の視点から ほか)
- 第4章 森と海を結ぶ菜園家族(日本列島が辿った運命;森と海を結ぶ「菜園家族」エリアの形成 ほか)
- 終章 人が大地に生きる限り(歴史における人間の主体的実践の役割;自己鍛錬と「地域」変革主体の形成 ほか)
「BOOKデータベース」 より