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落語で江戸のうらおもて

京須偕充著

(ちくま文庫, [き-23-1])

筑摩書房, 2006.12

Title Transcription

ラクゴ デ エド ノ ウラオモテ

Available at  / 24 libraries

Description and Table of Contents

Description

古今亭志ん朝が亡くなって失われたもの。それはその芸だけでなく、江戸の名残をうつす言葉。落語が決してフィクションではなく、日常の地続きであった時代の、東京に一貫して流れる「心」を映す言葉だった。江戸の文化と気風がいよいよ消える時期に際して、志ん朝のCDプロデューサーにして「江戸っ子四代目」の著者が、落語の名の「名文句」を題材に、そこに宿る江戸っ子気質を解読する。

Table of Contents

  • 何を吐かしゃアがンでエ、べらぼうめエ—『大工調べ』
  • 江戸っ子の生まれ損ない、金を貯め—『三方一両損』『文七元結』
  • それア、おれが悪かった—『百川』
  • まア、早い話が—『長短』
  • 女のおれが見ていい女『三軒長屋』
  • 半ちゃんは達引が強い—『酢豆腐』
  • ざまァ見やがれ、上げ潮の塵芥—『風呂敷』
  • あたしのほうがちがっているかも—『厩火事』
  • 手が放されねエ—『小言幸兵衛』
  • 妓がそばにいねエからってんで、ぐずぐず言うほど野暮な男じゃねエんだい—『五人廻し』

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Details

  • NCID
    BA79517943
  • ISBN
    • 4480422846
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    239p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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