日本経済を問う : 誤った理論は誤った政策を導く
著者
書誌事項
日本経済を問う : 誤った理論は誤った政策を導く
岩波書店, 2006.11
- タイトル読み
-
ニホン ケイザイ オ トウ : アヤマッタ リロン ワ アヤマッタ セイサク オ ミチビク
大学図書館所蔵 件 / 全188件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
バブル崩壊後の長期停滞から抜け出た日本経済。一〇年以上にわたった長期不況の原因を八〇年代末のバブル期まで遡って考察し、その全体像を描き出す。長引く不況のさなかに深刻化した経済格差の拡大、財政破綻、日本型経営の崩壊…。政府はいま何をなすべきなのか。経済理論と現実経済を架橋し、市民のための提言を行なう。
目次
- 第1章 時流に抗して(「回転ドア」とアメリカ社会の新しい階級;カリフォルニア電力危機に学べ;郵政民営化論議—アメリカ、ドイツ、イギリス、そして日本;ステイクホルダー・カンパニーとストックホルダー・カンパニー;成長なき安定・繁栄は可能か)
- 第2章 九〇年代不況の前奏曲—金融政策の転換・投機とその崩壊(安定の二〇年から不安定の二〇年へ;銀行の経営基礎の動揺;巨額のキャピタル・ロスをもたらした投機)
- 第3章 「失われた二〇年」を検証する(日本経済の現在;九〇年代不況に関する諸説の検討;有効な政策はなかったのか)
- 第4章 「失われた二〇年」の帰結(財政破綻と再分配機能の喪失;所得格差の拡大;戦後労働政策の崩壊;高齢化にいかに対処するか)
- 終章 企業経営はこれでよいか
「BOOKデータベース」 より