書誌事項

ビゴーが見た明治ニッポン

清水勲 [著]

(講談社学術文庫, [1794])

講談社, 2006.12

タイトル読み

ビゴー ガ ミタ メイジ ニッポン

注記

ジョルジュ・ビゴー略年譜: p242-245

参考文献: p246-248

内容説明・目次

内容説明

1882年に来日し、十七年間の滞在生活をおくったフランス人画家ビゴーは、その卓越した描写力で、写真や活字では記録し得なかった日本人の本質を鋭く描きとった。明治政府を皮肉る痛烈な諷刺画のほか、西洋文化にとびついた人々の滑稽な姿、日本的風習にあふれた庶民の生活、日本軍に従軍して描いた戦争報道画など、百点の作品を通して、近代化する日本の活況を明らかにする。

目次

  • 第1章 上流階級の日本—世相画
  • 第2章 女たちの日本—風俗画(一)
  • 第3章 男たちの日本—風俗画(二)
  • 第4章 庶民の日本—風俗画(三)
  • 第5章 皮肉られた日本—諷刺画
  • 第6章 写実の日本—報道画
  • 第7章 無念の日本—不安画

「BOOKデータベース」 より

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