書誌事項

醜い日本の私

中島義道著

(新潮選書)

新潮社, 2006.12

タイトル別名

醜い日本の私

タイトル読み

ミニクイ ニホン ノ ワタシ

注記

「考える人」 (2002年夏号-2005年冬号) に大幅加筆したもの

内容説明・目次

内容説明

なぜ日本人は「汚い街」と「地獄のような騒音」に鈍感なのか?我々は美に敏感な国民である。欧米人に比べても、心使いが細やかで洗練されている—。しかし、いや、だからこそ、この国には騒音が怖ろしいほど溢れかえり、都市や田舎の景観は限りなく醜悪なのだ!「心地よさ」や「気配り」「他人を思いやる心」など、日本人の美徳に潜むグロテスクな感情を暴き、押し付けがましい「優しさ」と戦う反・日本文化論。

目次

  • 1 ゴミ溜めのような街(明大前商店街;日本人は美に敏感である ほか)
  • 2 欲望自然主義(日本は美しい;欲望自然主義とは何か? ほか)
  • 3 奴隷的サービス(日本人客室乗務員と欧米人客室乗務員の違い;江戸しぐさ ほか)
  • 4 言葉を信じない文化(垂れ流しキャンペーン;『その油断 火から炎へ 災いへ』 ほか)
  • 5 醜と不快の哲学(醜と不快の関係;感受性と普遍化 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示
詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA79790658
  • ISBN
    • 9784106035739
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    205p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ