書誌事項

昭和史探索 : 一九二六-四五

半藤一利編著

(ちくま文庫, [は24-3]-[は24-8])

筑摩書房, 2006.12-2007.5

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タイトル別名

昭和史探索 : 一九二六-四五

昭和史探索 : 1926-45

タイトル読み

ショウワシ タンサク : センキュウヒャクニジュウロク シジュウゴ

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注記

関連年表あり

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784480422217

内容説明

名著『昭和史』の著者が長年の昭和史研究の中で選びだした史料と共に、歴史を動かした重大な事件の背景を探索する待望のシリーズ。数多くの史料の中から読者に読みやすくかつ価値のある著作を厳選、抜粋。その背景にある時々の情勢、時代の空気を一年ごとに分析した書き下ろしの解説を付す。第1巻は昭和天皇の即位から金融恐慌、東方会議(昭和二年)、張作霖爆殺事件(三年)、を経て濱口雄幸内閣の船出(四年)まで。

目次

  • 大正十五・昭和元年から四年の大きな流れ
  • 大正十五・昭和元年(一九二六)(大正の重たい遺産;「昭和」という年号 ほか)
  • 昭和二年(一九二七)(内閣を倒したもの;紛糾する中国情勢 ほか)
  • 昭和三年(一九二八)(国民政府軍との衝突;普通選挙と赤狩り旋風 ほか)
  • 昭和四年(一九二九)(田中首相の前言撤回;「責任を取るか」 ほか)
巻冊次

2 ISBN 9784480422224

内容説明

名著『昭和史』の著者が長年の昭和史研究の中で選びだした史料と共に、歴史を動かした重大な事件の背景を探索する待望のシリーズ。数多くの史料の中から読みやすくかつ価値のある著作を厳選、抜粋。その背景にある時々の情勢、時代の空気について各年ごとに書き下ろしの解説を付する。第2巻はロンドン海軍軍縮条約、統帥権干犯問題、五・一五事件、満州国建国、国際連盟の脱退など、戦争への道すじが顕わになる昭和五年から八年を探索する。

目次

  • 昭和五年から八年の大きな流れ
  • 昭和五年(一九三〇)(世界大不況下の日本;ロンドン軍縮会議への三原則 ほか)
  • 昭和六年(一九三一)(「三月事件」の策謀者;満州事変への道をひたすらに ほか)
  • 昭和七年(一九三二)(上海事変もまた謀略であった;リットン調査団の来日 ほか)
  • 昭和八年(一九三二)(国際連盟から脱退・栄光ある孤立;「瀧川事件」の敗北の意味 ほか)
巻冊次

3 ISBN 9784480422231

内容説明

名著『昭和史』の著者が長年の昭和史研究の中で選びだした史料と共に、歴史を動かした重大な事件の背景を探索する待望のシリーズ。数多くの史料の中から読者に読みやすくかつ価値のある著作を厳選、抜粋。その背景にある時々の情勢、時代の空気を一年ごとに分析した書き下ろしの解説を付す。第3巻は通称「陸パン」と呼ばれる「陸軍パンフレット」の波紋、天皇機関説問題の狙い、そしてその後の時代の動きに大きな影響を与えた二・二六事件ほか激動の昭和九年から十一年を探索する。

目次

  • 昭和九年から十一年の大きな流れ
  • 昭和九年(一九三四)(満州帝国の建国;通称「陸パン」について;統制派の時代と「士官学校事件」 ほか)
  • 昭和十年(一九三五)(天皇機関説問題の狙い;国体明徴がもたらしたもの;天皇自身による天皇機関説観 ほか)
  • 昭和十一年(一九三六)(天皇と二・二六事件;戒厳令下の猟奇事件;ベルリン五輪とスペイン戦争 ほか)
巻冊次

4 ISBN 9784480422248

内容説明

名著『昭和史』の著者が長年の昭和史研究の中で選びだした史料と共に、歴史を動かした重大な事件の背景を探索する待望のシリーズ。数多くの史料の中から読者に読みやすくかつ価値のある著作を厳選、抜粋。その背景にある時々の情勢、時代の空気を一年ごとに分析した書き下ろしの解説を付す。第4巻は「腹切り問答」による広田内閣の総辞職、国家総動員法の成立、ノモンハン事件と戦時体制が確立していく昭和十二年から十四年を探索する。

目次

  • 昭和十二年から十四年の大きな流れ
  • 昭和十二年(一九三七)(「腹切り問答」で内閣総辞職;軍部大臣現役制の威力;戦艦大和の建造スタート ほか)
  • 昭和十三年(一九三八)(「国民政府を相手にせず」;国家総動員法の成立;「点と線」の中国戦線 ほか)
  • 昭和十四年(一九三九)(近衛から平沼への交代;「平賀粛学」問題の波紋;ノモンハン事件の敗因? ほか)
巻冊次

5 ISBN 9784480422255

内容説明

名著『昭和史』の著者が長年の昭和史研究の中で選びだした史料と共に、歴史を動かした重大な事件の背景を探索する待望のシリーズ。数多くの史料の中から読者に読みやすくかつ価値のある著作を厳選、抜粋。その背景にある時々の情勢、時代の空気を一年ごとに分析した書き下ろしの解説を付す。斎藤隆夫の反戦演説も、天皇の憂慮も空しく三国同盟が締結され、必死の和平工作も功を奏さず遂に「真珠湾の日」を迎える昭和十五‐十六年を詳細に探索する第5巻。

目次

  • 昭和十五年から十六年の大きな流れ
  • 昭和十五年(一九四〇)(米内内閣と斎藤隆夫の反戦演説;「ぜいたくは敵だ」「バスに乗り遅れるな」;「欲纂怪」という化物?;北部仏印進駐の統帥違反 ほか)
  • 昭和十六年(一九四一)(「戦陣訓」の大いなる禍根;松岡外相とスターリンの駆け引き;せっかくの「日米諒解案」も水の泡に;南部仏印進駐のもたらしたもの ほか)
巻冊次

6 ISBN 9784480423276

内容説明

名著『昭和史』の著者が長年の昭和史研究の中で選びだした史料と共に、歴史を動かした重大な事件の背景を探索する待望のシリーズ。数多くの史料の中から読者に読みやすくかつ価値のある著作を厳選、抜粋。その背景にある時々の情勢、時代の空気を一年ごとに分析した書き下ろしの解説を付す。運命を分けたミッドウエーの海戦、ガダルカナルの激闘、インパール作戦の失敗、レイテ島、沖縄戦、特攻…戦闘記録を中心に昭和十七‐二十年、太平洋戦争の実態を探索するシリーズ完結篇。

目次

  • 昭和十七年から二十年の大きな流れ
  • 昭和十七年(一九四二)(楽天的な要地占領の日程;白紙の第二段作戦計画;ミッドウェイ海戦の大敗北;ガダルカナル島への米軍上陸;ガ島をめぐる六つの大海戦)
  • 昭和十八年(一九四三)(ガ島撤退後の目を覆う戦力消耗;山本五十六長官の戦死;「絶対国防圏」の構築;出陣学徒壮行会と大東亜会議)
  • 昭和十九年(一九四四)(無謀なインパール作戦;サイパン失陥と東条内閣の倒壊;栗田艦隊反転のナゾ;統率の外道・特攻)
  • 昭和二十年(一九四五)(“戦う大元帥”の憂愁;主要都市はすべて焼野原;鈴木内閣の成立と「大和特攻」;和平の突破口が…;大日本帝国降伏す)

「BOOKデータベース」 より

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