娼婦の肖像 : ロマン主義的クルチザンヌの系譜
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書誌事項
娼婦の肖像 : ロマン主義的クルチザンヌの系譜
新評論, 2006.12
- タイトル別名
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Le portrait de la courtisane : la généalogie des courtisanes romantiques
- タイトル読み
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ショウフ ノ ショウゾウ : ロマン シュギテキ クルチザンヌ ノ ケイフ
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注記
和訳文献案内: p335-336
参考文献: p337-344
内容説明・目次
内容説明
近代は“女性性”をいかに眼差したか。19世紀フランス小説をジェンダーの視点で読み直すとき、そこに現代の起源=「近代ブルジョワ社会」の性に関する価値意識が浮かび上がる。
目次
- 第1部 「恋するクルチザンヌ」たち(原点としての『マノン・レスコー』;マルグリット・ゴーチエとマノン・レスコー—アレクサンドル・デュマ・フィスの『椿姫』;女性作家の描く、もう一人の「椿姫」—ジョルジュ・サンドの『イジドラ』)
- 第2部 「危険なクルチザンヌ」たち—バルザックの娼婦像(女の危険な眼差し—『マラナの女たち』;クルチザンヌの栄光と悲惨—『娼婦盛衰記』;恐るべき女のエネルギー—『従妹ベット』)
- 第3部 近代小説と公娼制度(「社会小説」に登場する娼婦たち—ウージェーヌ・シューの『パリの秘密』;ユゴーの作品における娼婦たち)
「BOOKデータベース」 より