エチカ : 倫理学
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書誌事項
エチカ : 倫理学
(ワイド版岩波文庫, 278-279)
岩波書店, 2006.12
- 上
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- タイトル別名
-
Ethica : ordine geometrico demonstrata
- タイトル読み
-
エチカ : リンリガク
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注記
岩波文庫 1975年刊の再刊
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784000072786
内容説明
スピノザ(一六三二‐七七)は『エチカ』の中に自己の哲学思想のすべてを結集させた。典型的な汎神論と決定論のうえに立って万象を永遠の相のもとに眺め、人間の行動と感情を嘆かず笑わず嘲らず、ただひたすら理解しようと努めた。ドイツ観念論体系成立のうえに大きな役割を演じ、また唯物論的世界観のすぐれた先駆的思想である。
目次
- 第1部 神について
- 第2部 精神の本性および起源について
- 第3部 感情の起源および本性について
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784000072793
内容説明
上巻一〜三部を前提にここでは本論である倫理学に入る。まず第四部では、感情と人間の外部への隷属との関係を追求し、感情の束縛から脱して他に隷属しない認識とは何かを明らかにする。さらに第五部では理性による感情の抑制が人間精神に何をもたらすかを論じ、最後に結論として、精神の自由、人間の至福の問題へと到達する。
目次
- 第四部 人間の隷属あるいは感情の力について
- 第5部 知性の能力あるいは人間の自由について
「BOOKデータベース」 より