食べる西洋美術史 : 「最後の晩餐」から読む

Bibliographic Information

食べる西洋美術史 : 「最後の晩餐」から読む

宮下規久朗著

(光文社新書, 287)

光文社, 2007.1

Other Title

食べる西洋美術史 : 最後の晩餐から読む

Title Transcription

タベル セイヨウ ビジュツシ : サイゴ ノ バンサン カラ ヨム

Note

主要参考文献: p259-262

Description and Table of Contents

Description

西洋、とくに地中海諸国は古来、食べることに貪欲であり、食にかける情熱はしばしば料理を芸術の域にまで高めた。また、食べ物や食事は西洋美術においては常に中心的なテーマであった。中世にキリスト教によって食事に神聖な意味が与えられると、食事の情景が美術の中心を占めるにいたる。この伝統が近代にも継承され、現代もなお重要な主題であり続けている。このことは西洋特有の事象であり、西洋の美術と文化を考える上できわめて重要な手がかりとなる。本書は、食事あるいは食物の美術表現を振り返り、その意味を考えることによって、西洋美術史を別の角度から照らし出そうとするものである。

Table of Contents

  • 第1章 “最後の晩餐”と西洋美術
  • 第2章 よい食事と悪い食事
  • 第3章 台所と市場の罠
  • 第4章 静物画—食材への誘惑
  • 第5章 近代美術と飲食
  • 第6章 最後の晩餐

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Details
  • NCID
    BA80183823
  • ISBN
    • 9784334033873
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    262p, 図版 [16] p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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