わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい
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わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい
(ちくま文庫, [か-29-2])
筑摩書房, 2007.1
- タイトル読み
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ワタシ ワ ロバ ニ ノッテ シタギ オ ウリニ ユキタイ
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内容説明・目次
内容説明
思い切って買った、ひとひらの花弁に似たピンクのガーター・ベルト。「買った翌日から洋服の下につけた。私の中身はピンク色に輝き、おなかは絶えずひとり笑いをした。とくにトイレへ行くときがたのしみである。ぱっとスカートをめくると、たちまちピンクの世界が開ける。おしっこまでピンク色に染まっているようであった」。たった一枚の下着による感動が、鴨居羊子の人生を変えた。
目次
- 夕刊紙のかけ出し記者
- 抵抗と希望と情熱
- おい、本気か?
- のら犬たちが呼んでいる
- ピンクのガーター・ベルト
- TUNIC LABORATORY
- COCO
- 下着屋三日目
- シックスティーン・トーンズ
- 明治生れの母
- スキャンティ生れる
- オルフェの鏡
- サイコロは投げられた
- 逆転ゲーム
- 一坪のオフィス
- お茶のカンが金庫
- 「百に七をかけてごらん」
- 『下着ぶんか論』を書く
- 〓〓(みんみん)の夜
- 集金と預金
- 男が皮のズボンをはくとき
- 自信と不安のハプニング“下着ショウ”
- 各駅停車の東海道
- 時間借りの縫製室と太陽の船付場
- 野球と下着
- 地中海と魔女ルーシーの旅
- 大人のオモチャ
- オフィス、電話、制服、鍵、印鑑
- ミス・ペテン展
- バラのふるさと
- 一九〇〇年
- 海の男
- エーゲ海の少年
- ギリシァ、スペイン・ショウ
- フラメンコの練習
- 母と鼻吉の死
「BOOKデータベース」 より