「つまずき」のなかの哲学
著者
書誌事項
「つまずき」のなかの哲学
(NHKブックス, 1076)
日本放送出版協会, 2007.1
- タイトル別名
-
つまずきのなかの哲学
- タイトル読み
-
ツマズキ ノ ナカ ノ テツガク
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注記
参考文献: p214-217
内容説明・目次
内容説明
私たちは「自分とは何者か」を探し、「幸福とは何か」を求め、「いかに生きるべきか」悩み、やがて「死」をむかえる。人生に満ちる問いは、問題集のようには答えが出ない。しかし、ナゾナゾのように、愉悦をもたらすものだったら?デカルトが通り過ぎ、カントが格闘し、ヴィトゲンシュタインがいらだった、哲学史に隠されたナゾナゾ=「謎」をめぐる闘いを照らし出し、論理的思考では超えられない人生の問いを生きぬく芸「ハビトゥス」を示す。「謎」を生きる芸を身につけることで、生きる意欲が生まれる。ニヒリズムを超えて生きるための、異色の人生論にして哲学入門の登場。
目次
- 第1章 つまずきとしての「謎」を考える
- 第2章 ヴィトゲンシュタインの人生論
- 第3章 「私」をいかに身につけるか
- 第4章 つまずきと「希望」の微妙な関係
- 第5章 「欲望」はどこから来て、どこへ行くのか
- 第6章 人生にとってつまずきとは何か
「BOOKデータベース」 より