書誌事項

驚鴻記校注

多口洞天人編 ; 竹村則行校注

中国書店, 2007.2

タイトル読み

キョウコウキ コウチュウ

大学図書館所蔵 件 / 38

この図書・雑誌をさがす

注記

底本: 明・萬暦18年序刊「新刻驚鴻記」, 明・世徳堂刊「新鍥重訂出像附釋標註驚鴻記題評」

中国語併載

内容説明・目次

内容説明

梅を愛した宋人の虚構になる梅妃は、ライバルの楊貴妃ほど有名ではないが、『驚鴻記』は、その梅妃をヒロインに仕立てた、元気あふれる明万暦刊の戯曲である。『驚鴻記』は二種の明版が現存する。一は葉徳輝—馬廉を経て北京大所蔵の標註本であり、一は神田博士旧蔵—京都大谷大所蔵の新刻本(本書の底本)である。本書は、著者が二版の異同を克明に調査した結果をまとめ、標註の出典を示し、旧稿を一新して、二版の図像および著者の関連論文を付して成った『驚鴻記』校注本である。更に、傅惜華の提要、葉徳輝の跋文にも初めて解釈を施した本書は、『驚鴻記』定本として研究の出発点となり、明代戯曲研究にも資するものとなろう。

目次

  • 新刻驚鴻記 巻之上(本傳提綱;梅亭私誓;相府稱觴 ほか)
  • 新刻驚鴻記 巻之下(七夕私盟;禄山叛逆;大駕幸蜀 ほか)
  • 『新〓(けい)重訂出像附釋標註驚鴻記題評』序
  • 付録

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA80306515
  • ISBN
    • 9784924779976
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpnchi
  • 出版地
    福岡
  • ページ数/冊数
    367p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ