雲の「発明」 : 気象学を創ったアマチュア科学者

書誌事項

雲の「発明」 : 気象学を創ったアマチュア科学者

リチャード・ハンブリン著 ; 小田川佳子訳

扶桑社, 2007.1

タイトル別名

The invention of clouds

雲の発明 : 気象学を創ったアマチュア科学者

タイトル読み

クモ ノ ハツメイ : キショウガク オ ツクッタ アマチュア カガクシャ

大学図書館所蔵 件 / 66

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

雲で気象を読むのは、じつは非常に近代的な考えかたである。雲は、不定形でつかみどころがなく、移り変わるものの代名詞だったのだ。時は、19世紀初頭—科学が大衆の「娯楽」として人気を博した時代。ある科学講演会で、アマチュア学者が、聴衆に大興奮を巻き起こした。彼は、雲を分類し、名をつけたのだ。それは、画期的な“発明”だった!一介の素人研究家が「気象学」という新たな地平を切りひらき、ゲーテの絶賛を浴びることになったのだ…知られざるドラマをあざやかに描き、LAタイムズ・ブックアウォードに輝いた、科学歴史ノンフィクション。

目次

  • 時間の浪費
  • 科学シアター
  • 雲の歴史のあらまし
  • 雲の使者
  • 幼少時の情景
  • 「アスケジアン・ソサエティ」
  • その他の分類
  • 出版物
  • 高まる影響
  • 名声
  • ビューフォート風力階級
  • ゲーテとコンスタブル
  • 雲の国際年
  • エピローグ その死後

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ