スターリン、ヒトラーと日ソ独伊連合構想
著者
書誌事項
スターリン、ヒトラーと日ソ独伊連合構想
(朝日選書, 816)
朝日新聞社, 2007.2
- タイトル別名
-
スターリンヒトラーと日ソ独伊連合構想
スターリン、ヒトラーと日ソ独伊連合構想
- タイトル読み
-
スターリン ヒトラー ト ニッソ ドク イ レンゴウ コウソウ
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注記
註: p259-285
日ソ独伊連合構想に関連する近現代史年表: p295-309
内容説明・目次
内容説明
第二次世界大戦のさなか、スターリン、ヒトラーを惹きつけてやまなかった、一つの構想があった—。ユーラシア大陸を束ねるこの壮大な四国連合構想とはなんだったのか。なぜ潰えてしまったのか。そしてそのとき、日本は…。1939年からの2年間は、20世紀の転換点ともいえる激動の時期である。ソ連への不信をつのらせ逡巡するヒトラー、外相モロトフに詳細な指令を与えるスターリン、翻弄される日本の政治家たち。思惑が絡み合い息詰まるような独ソの攻防と決裂の瞬間を、本邦初の史料を駆使して描く。豊富な資料に綿密な分析を加え、アジアの中のロシア、リーダーのいない日本、現代に通じる隠された世界外交の真実をダイナミックに浮かび上がらせる。
目次
- 第1章 スターリン・後藤新平会談—ユーラシア大陸連合計画はここに始まった
- 第2章 独ソ不可侵条約への道—スターリン演説からリッベントロップのモスクワ訪問まで
- 第3章 独ソ不可侵条約の日本への衝撃
- 第4章 独ソのヨーロッパ分割線改訂—スターリン・リッベントロップ第二回会談
- 第5章 独ソ関係の悪化とヒトラーの対ソ開戦への傾斜
- 第6章 日独伊三国同盟と四国連合構想
- 第7章 モロトフ・ヒトラー会談とスターリンの回答
- 第8章 松岡洋右のベルリン・ローマ・モスクワ訪問
- 第9章 ユーラシア大陸の政治力学
「BOOKデータベース」 より