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戦時内閣と軍部

竹山護夫著

(歴史学叢書, . 竹山護夫著作集||タケヤマ モリオ チョサクシュウ ; 第3巻)

名著刊行会, 2007.1

タイトル読み

センジ ナイカク ト グンブ

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内容説明・目次

内容説明

明治憲法下の内閣と軍部との関係は、日本近代史上の重要課題であり、とりわけ戦時中の内閣への軍部の進出に象徴される。著者は、冒頭の短篇において、「統帥権の独立」や「陸海軍大臣現役武官制」など戦時内閣を推進した諸要因を端的に指摘するとともに、戦時内閣の注目すべき諸点に触れた『近代内閣走馬燈』の追究をはじめ、平沼騏一郎、米内光政らの戦時内閣を詳細に描いている。また、陸海軍の実態と歴史を誕生から日清・日露戦争を経て太平洋戦争に到り破産するまで、通史的に叙述する。いずれも確実な史料に基づく実証的論稿であり、基本的文献である。

目次

  • もう一つの“政府”軍部
  • 悪としての「財閥・官僚・政党・軍閥」—逆光のなかのエリート・グループ
  • 宇垣内閣の流産
  • 林銑十郎稿『近代内閣走馬燈』について
  • 第三五代平沼内閣(自昭和一四年一月五日 至昭和一四年八月三〇日)—第二次戦時内閣の模索
  • 第三七代米内内閣(自昭和一五年一月一六日 至昭和一五年七月二二日)—異色の第四次戦時内閣
  • みかどのさむらい—陸軍と海軍

「BOOKデータベース」 より

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