生物がつくる「体外」構造 : 延長された表現型の生理学
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生物がつくる「体外」構造 : 延長された表現型の生理学
みすず書房, 2007.2
- タイトル別名
-
The extended organism : the physiology of animal-built structures
生物がつくる体外構造 : 延長された表現型の生理学
- タイトル読み
-
セイブツ ガ ツクル タイガイ コウゾウ : エンチョウ サレタ ヒョウゲンケイ ノ セイリガク
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注記
参考文献: p299-316
監修: 深津武馬
内容説明・目次
内容説明
ミズグモの巣は体外の肺、ケラの巣穴は拡声器、ゴカイの潜穴はクロマトグラフィーの場。本書は生物がつくる体外構造物の例をとりあげ、その見事な構造や生理的性質を仔細に探っていく。物質やエネルギーの流れを見れば、生物の体だけでなく彼らがつくって利用しているモノまでが、私たちの直感をはるかに超えて、デザイン・機能ともに絶妙に最適化されていることがわかるのだ。これらの構造物について知るとき、改めて進化の創造力の偉大さに感嘆せずにはいられない。進化の手が彫刻する、目に見えない意匠が見えてくる本。温度計や気圧計で「測る」ことさえできる、まぎれもなくそこにある「延長された表現型」のあれこれ。生理学ってこんなに面白かったのか。
目次
- 生物のあいまいな境界
- 生物の外側の生理作用
- 生きている構造物
- 培養液と走性
- そして奇跡が起きて…
- 泥の威力
- ミミズが土地を耕すと
- クモのアクアラング
- 小さな昆虫とダニの巧みな操作
- コオロギの歌う巣穴
- 超生物の魂
- 母なる地球を愛せ
「BOOKデータベース」 より