西田幾多郎と国家への問い
著者
書誌事項
西田幾多郎と国家への問い
以文社, 2007.2
- タイトル別名
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西田幾多郎と主権の問題
- タイトル読み
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ニシダ キタロウ ト コッカ エノ トイ
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注記
『京都大学大学文書館研究紀要』第3号 (2005年3月) に掲載された論文「西田幾多郎と主権の問題」に大幅に加筆し修正を加えたもの
元の論文全文DOI: https://dx.doi.org/10.14989/68854
内容説明・目次
内容説明
1941年の西田の田中宛書簡(新資料)から、全面戦争に突入する危機の時代に、西田の法あるいは国家の正統性をめぐる探求を跡付ける。グローバル化による国家の枠組みの世界的な流動化、憲法論議をひかえた日本の現状を考察するうえでの貴重な視座を提示。
目次
- 序 国家あるいは法の正統性(法・国家・定礎;国家あるいは法はどこにあるのか? ほか)
- 第1章 主権という問題(西田幾多郎の田中秀央宛書簡;ジャン・ボダンの主権論 ほか)
- 第2章 「国家理由」という問題(なぜ「国家理由」か?;国家とは何か ほか)
- 第3章 西田幾多郎と明治国家(統治権と国家の道義性;国体論:国家の道義性の反転 ほか)
- 第4章 「絶対矛盾的自己同一」と国家(「無」の「媒介者」をめぐる西田幾多郎と三木清;西田幾多郎と主権論の道程 ほか)
「BOOKデータベース」 より