古代蝦夷からアイヌへ
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古代蝦夷からアイヌへ
吉川弘文館, 2007.3
- Other Title
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古代蝦夷からアイヌへ
- Title Transcription
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コダイ エゾ カラ アイヌ エ
Available at / 120 libraries
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Hokkaido University, Library, Graduate School of Science, Faculty of Science and School of Science研究室
305.8946/AMA9080022038
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Note
シンポジウム「蝦夷からアイヌへ」(北海道大学2004年11月13,14日)の成果を踏まえて執筆
内容: I: 蝦夷社会の展開--文献史学からのアプローチ--(「渡嶋エミシの朝貢とその展開」-「延久二年合戦について」) II: 蝦夷社会の形成と変容--考古学からのアプローチ--([一]: 擦文文化の形成過程(「古代東北北部社会の地域間交流」-「石狩低地帯における擦文文化の成立過程について」) [二]: 王朝国家期の東北北部社会(「津軽地方における古代社会の変質とその様相」-「陸奥・出羽の須恵器系土器・あかやき土器小論」) [三]: 擦文文化からアイヌへ(「古代東北北部地域・北海道における鉄鋼製品の生産と流通」-「擦文文化後半期に関する年代諸説の検討」) )
文献: 各論文末
Contents of Works
- 渡嶋エミシの朝貢とその展開 / 武廣亮平 [執筆]
- 八世紀における蝦夷呼称の変化の問題 : 天平の陸奥国産金をとおして / 関口明 [執筆]
- 「北の古代末期防御性集落」の成立・発展・消滅と王朝国家 / 斉藤利男 [執筆]
- 延久二年合戦について / 樋口知志 [執筆]
- 古代東北北部社会の地域間交流 / 宇部則保 [執筆]
- 渡島蝦夷と麁蝦夷 / 八木光則 [執筆]
- 石狩低地帯における擦文文化の成立過程について / 塚本浩司 [執筆]
- 津軽地方における古代社会の変質とその様相 : 特に九世紀後半から十世紀前半に賭けての変質について / 三浦圭介 [執筆]
- 十・十一世紀東北北部における集落区画の意義 / 井出靖夫 [執筆]
- 北奥における生業活動の地域性について / 齋藤淳 [執筆]
- 陸奥・出羽の須恵器系土器・あかやき土器小論 : 王朝国家期における二系統の土器形式 / 伊藤博幸 [執筆]
- 古代東北北部地域・北海道における鉄鋼製品の生産と流通 / 天野哲也 [執筆]
- 土器と竪穴の分布から読み取る擦文文化の動態 / 澤井玄 [執筆]
- アイヌ文化の成立過程 : 物資交換と文化変容の相関を視点として / 鈴木信 [執筆]
- 擦文文化後半期に関する年代諸説の検討 / 小野裕子 [執筆]
Description and Table of Contents
Description
蝦夷は、古代国家と相対する中でどのような文化的変容を遂げたのか。渡嶋エミシの朝貢・擦文文化の終焉など、考古学と文献史学の両面から考察。古代「エミシ」の実態と、中世「エゾ/アイヌ」への変化の経緯に迫る。
Table of Contents
- 1 蝦夷社会の展開—文献史学からのアプローチ(渡嶋エミシの朝貢とその展開;八世紀における蝦夷呼称の変化の問題—天平の陸奥国産金をとおして;「北の古代末期防御性集落」の成立・発展・消滅と王朝国家;延久二年合戦について)
- 2 蝦夷社会の形成と変容—考古学からのアプローチ(擦文文化の形成過程;王朝国家期の東北北部社会;擦文文化からアイヌ文化へ)
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