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古代の地方官衙と社会

佐藤信著

(日本史リブレット, 8)

山川出版社, 2007.2

タイトル読み

コダイ ノ チホウ カンガ ト シャカイ

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注記

参考文献: 巻末

内容説明・目次

内容説明

日本の古代国家が地方に営んだ国府(国衙)・郡家(郡衙)などの役所—地方官衙は、諸国の民衆を支配して中央集権的な国家を形づくるうえで大きな役割を果たした。都から派遣された国司、地方豪族である郡司と地方民衆との関係はどのようなものであったろうか。近年、各地で地方官衙遺跡が発掘され、木簡などの文字資料が出土してその実像が明らかになってきた。地方社会との接点において地方官衙が果たしたさまざまな役割を手がかりとして、地域の古代史から改めて古代国家像を見直してみたい。

目次

  • 古代の地方官衙が語るもの
  • 1 律令国家と地方官衙(律令国家と地方官衙;国司 ほか)
  • 2 国府の機能と在地社会(国府の構造;国庁 ほか)
  • 3 郡家の機能と在地社会(郡司;郡家の構造 ほか)
  • 4 地方官衙と社会(郡符木簡と封緘木簡;地方官衙と神・仏 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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