海域世界の民族誌 : フィリピン島嶼部における移動・生業・アイデンティティ

書誌事項

海域世界の民族誌 : フィリピン島嶼部における移動・生業・アイデンティティ

関恒樹著

世界思想社, 2007.2

タイトル別名

海域世界の民族誌 : フィリピン島嶼部における移動生業アイデンティティ

タイトル読み

カイイキ セカイ ノ ミンゾクシ : フィリピン トウショブ ニオケル イドウ・セイギョウ・アイデンティティ

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注記

博士学位論文「島嶼部東南アジアにおける生計戦略の展開とアイデンティティ構築に関する文化人類学的研究 : フィリピン・ビサヤ民俗社会における力の諸観念に注目して」 (立教大学, 2004年) を加筆・修正したもの

参考文献: p340-356

内容説明・目次

内容説明

舞台はフィリピン中部のビサヤ諸島。近代性によりもたらされたヘゲモニックな状況のなかで、不均衡な力の階層構造を、したたかに咀嚼しつつ生きる主体のあり方を照射する。

目次

  • 海域世界における日常的実践
  • 第1部 セブアノ漁民の生計戦略の展開(生計戦略の史的展開;生計戦略の今日的動態—季節移動の諸実践;島嶼間ネットワーク構築の諸実践—アモータオハン関係に注目して)
  • 第2部 ビサヤ民俗社会における力の観念の諸相とアイデンティティの構築(個に内在する力としてのドゥガンと自己;ダコン・タウォと移動漁民—ダラギット町部エリートの力;守護聖人と移動漁民—ガフムの観念;移動の経験と口頭伝承の生成—精霊の力ガフムとアイデンティティ;海域世界の周縁を生きる人々—カラキの観念をめぐって)
  • 日常的実践の人類学にむけて

「BOOKデータベース」 より

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