未完の明治維新
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未完の明治維新
(ちくま新書, 650)
筑摩書房, 2007.3
- タイトル読み
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ミカン ノ メイジ イシン
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注記
引用文献一覧: p247-249
内容説明・目次
内容説明
明治維新は尊王攘夷と佐幕開国の対立が一転して尊王開国になり、大政奉還の後に王政復古と討幕がやってくるという、激しく揺れ動いた革命だった。そのために維新が成就した後、大久保利通の殖産興業による富国、西郷隆盛の強兵を用いた外征、木戸孝允の憲法政治への移行、板垣退助の民撰議院の設立の四つの目標がせめぎあい、極度に不安定な国家運営を迫られることになった。様々な史料を新しい視点で読みとき、「武士の革命」の意外な実像を描き出す。
目次
- 第1章 明治維新の基本構想
- 第2章 幕府か薩長か
- 第3章 大蔵官僚の誕生
- 第4章 三つの「官軍」と「征韓論」
- 第5章 木戸孝允と板垣退助の対立
- 第6章 大久保利通の「富国」路線
- 第7章 「維新の三傑」の死
- 第8章 立憲派の後退
「BOOKデータベース」 より